焼栗山孝順寺は、新潟県阿賀野市にある真宗大谷派の寺院です。開基は承元2年(1208年)、親鸞聖人の法弟である「専念坊」が創建したといわれております。
現在の堂宇は、かつて越後の千町歩地主として名を馳せた齋藤家の旧本邸です。老樹に囲まれた境内をはじめ、五頭連峰を借景とした池泉回遊式の日本庭園がございます。
当寺には越後七不思議のひとつ「保田の三度栗」を中心に、親鸞聖人にまつわる三つの物語が伝わっています。